【ナンバーズ4】ストレート完全攻略

ナンバーズ4は、厳しい当選確率のロトと違って、当てやすいのが大きな特徴だ。
ところが、ボックスで当たっても配当金は意外と少ない。醍醐味は、やはりストレートで当てることだ。
ここでは、ストレート予想する攻略法を紹介する。
目次
ストレート狙いの基本をマスターしよう
ロト1等や2等は選ぶ数字が多いために当選するのはなかなか難しい。
その点、ナンバーズは、なんといっても当てやすいのが大きな特徴だ。しかも、ナンバーズ4はの場合はナンバーズ3と違って、当選数字を含む10個の数字が、確率論に沿ってかなり規則正しい動きをしてくれるので、数字が“読みやすい”。数字が読めるということは、すなわち“当てやすい”ということにつながるのだ。
ロト・ナンバーズ的中!攻略ナビでは、ナンバーズ4に限って、数字の並びどおり当てるストレートの攻略法を紹介する。ナンバーズ4の場合は、ストレートの数字の動きにも“当てやすさ”があてはまるので、そのナンバーズ4の当選数字を予想する攻略法をぜひマスターしてほしい。
最初に基本中の基本から話を進めよう。
まず、ストレートは申し込みタイプでどのようになっているのか。これを示したのが表①だ。
種類数というのは、各タイプのストレートの種類を表している。ストレートが1個しかない「オール」は分かりやすいと思うが、それぞれの種類数が該当する。
以上は基本だが、これを見ると意外にも「シングル」のストレートの種類が最も多く、24種類もあることがわかる。「ダブル」が12種類だからちょうど倍あることになる。
ナンバーズ4では1つのボックス番号に対し、ストレートはシングルなら24、ダブルも12の種類があるので、それほど簡単にストレートが当たるわけではない。そこで、お勧めは断然「セット買い」だ。
種類数 | 種類 | |
---|---|---|
オール(例:3333) | 1 | 3333 |
トリプル(例:1113) | 4 | 1113 1131 1311 3111 |
ダブル・ダブル(例:3366) | 6 | 3366 3636 3663 6633 6336 6363 |
ダブル(例:1123) | 12 | 1123 1132 1213 1312 2311 3211 1231 1321 2131 3121 2113 3112 |
シングル(例:1234) | 24 | 1234 1243 1324 1342 1423 1432 2134 2143 2314 2341 2413 2431 3124 3142 3214 3142 3412 3421 4123 4132 4213 4231 4312 4321 |
これならば、たとえストレートが外れてもボックスで当たっているので数万円はGETできるからだ。セット・ストレートの賞金は、理論的にも経験的にもだいたい40万円強はあるので、額としては十分だと思われるがどうだろうか。
数字をストレートの位置で集計
では、セットを買うとして、狙いはまだある。それは、できれば「ダブル」を買うことだ。ストレートの種類では、ダブルはシングルの半分の種類しかないからだ。つまり、それだけストレートで当てやすいことを意味する。
では、いよいよナンバーズ4の当選数字を予想する攻略法の説明だが、その前に、まずデータの取り方から始めよう。表②は数字の「8」を例にしたデータだ。第3468〜3490回の期間中、数字の「8」は「一」の場所に出ている。そこで、一の欄に●をつける。次に「8」が出たのは直後の第3469回だった。そのときの番号は「0386」で「8」は「十」の欄に●をつける。
【表②】データの取り方

太線の□囲みは抽選回が連続して出たときで、このときのみ●と●が線で結ばれ、引っ張り現象の発生を示す。
ここで、「8」は抽選回が連続して出現したので「引っ張り現象」が発生したことになり、それを示すために●と●を線で結んでおく。
ところで、ロト・ナンバーズ的中攻略ナビでもたびたび紹介している通常のナンバーズの引っ張り表では、「引っ張り現象」の発生を示す線は常に真下に伸びるが、このデータ表では、数字の位置を「千〜一」の4カ所に細分化しているので、線が斜めに伸びることもある。また逆に、●と●が上下に連続して並んでいても、抽選回が連続していないと線で結ばれないので注意してほしい。
第3471〜3472回の間でも引っ張りが起きており、斜めの線が引かれている。第3475〜3476回の間では、斜めの線と真下に伸びる線の2本が引かれている。これは、第3475回の番号がダブルで「8」が2個出たためで、そのうち「千」の位置の出現が連続したため真下に伸びる線も引かれたのだ。
このようにして、対象数字が出たときに、「千〜一」の該当場所に●をつけていき、「0」から「9」まですべての数字を対象に、データを作成していく。次のページ表④が、数字全体のデータの例だ。
表④で「8」「9」を比べると、●の記入済み行は「9」の方が2行多い。これは「9」が「8」よりも出現が多かったことを示している。また、数字の「2」は行数が極端に少ない。これは、「2」の出現回数が非常に少なかったことを示す。つまり、この表は数字の強弱についてもわかるようになっているのだ。
「8」と「9」は極めて強い数字なのでたくさん出るが、「2」は超弱い数字なので出現が少ない。そうなると、強い数字と弱い数字の行数にかなりの差が生じて、1枚の表にデータが収まらなくなってしまう。そこで、表④では「2」以外の数字については20行ほどカットしてある。
「ストレートの位置」から読み解ける攻略ヒント
ではいよいよ、トレート予想する攻略法の話に移ろう。表④のデータを分析すると、次のようなことを読み取ることができる。
まず、1つの数字が同じ位置に出続けるケースが多いことがわかる。ただし、それが長期化しても、だいたい4回ぐらいまでと見たい。
次に、同じ数字の引っ張り現象が同じ位置に出ることは少ないということだ。引っ張り現象はたびたび発生しているが、同じ数字が引っ張るのはだいたい3回までと考えられる。ただし、ダブルの場合は、2個中1個が同じ位置で出ることがしばしばある、これは位置が4つしかないので仕方ないといえる。
3番目は、1つの位置で長期にわたって出現がないことがあるということ。たとえば、表④の「6」の千の位置を見てほしい。後半は少し出てきているが前半部分ではほとんど出ていない。また、「9」は強い数字なので多く出ているが、十と一はどちらかというと弱い感じだ。しかし、「8」などは全体ではまんべんなく出ているが、十の位置では出ないときは徹底して出ていないのがわかる。
このように、それぞれの数字の位置の出方には個性があり、短期間では特徴ある動きをしているといえる。
以下に、データから割り出した攻略のヒントをまとめてみた。
- 数字が同じ位置に出るのは連続して4回ぐらいまで。
- 数字が引っ張りで出る場合は異なる位置に出ることが多い。
- 数字によって、あるいは時期によって多く出る位置とあまり出ない位置がある。
- 出ない位置は10回ぐらい続くと考えていい。
ストレート狙いの奥義
さていよいよ、データを駆使してナンバーズ4の当選数字を予想する攻略法を紹介する。
ナンバーズ4を予測するときにまず軸数字を決めてから臨むことは常識といえるが、ストレートを狙うときにも軸数字を中心に考えることが重要だ。
例として、第3496回「9454」のケースで実践シミュレーションをしてみよう(表③)。この回の予測で、「9」を軸数字にしたとする、そして予測番号の中にボックス「4459」があったとしよう。このとき、軸数字「9」と、残る2つの「4」「5」をどの位置に持ってくるかを決める。そこで、前ページの表③の下表を見てほしい。
回数 | 当選番号 | |||
---|---|---|---|---|
千 | 百 | 十 | 一 | |
3491 | 1 | 5 | 4 | 6 |
3492 | 5 | 9 | 9 | 4 |
3493 | 6 | 5 | 9 | 9 |
3494 | 9 | 0 | 0 | 2 |
3495 | 1 | 8 | 4 | 1 |
3496 | 9 | 4 | 5 | 4 |
千 | 百 | 十 | 一 | |
---|---|---|---|---|
9 | ★ | ★ | ||
4 | ★ | ★ | ||
5 | ★ | ★ |
軸数字を「9」とし、ダブリ数字を「4」としたとき★は有力な位置
まず「9」だが、第3492〜3494回に3回連続出現しており、その3回目は千の位置だった。「9」はもともと十と一は弱く、しかも少し前に重ねて出ているので、千か百に出ると考える。ここで、有望な位置は千か百のどちらかといえる。
次に「4」「5」について、出そうな位置と出そうにない位置を考える。「4」の場合は千の位置がスランプ状態で、直前に十の位置で出ていた。それを避けるとすれば、残りは百と一が有力となる。
最後に「5」だが、表④を見るとわかるが、3回前まで6回連続で出ていて、一がスランプ状態で、百は出過ぎの状態だった。そこから、十か千が有力となる。
これらの検討結果をまとめたのが表③の右表だ。このように、軸数字の位置をある程度固定し、次に他の数字の傾向も検討に加えることで、最終的に各数字を有力位置にはめ込んでいくわけだ。
ところで、ナンバーズ4の当選数字を予想する攻略法はこれ以外にも以下の方法がある。
(1)同じボックス番号で前回出たストレートの並びはカット
たとえば、第3499回の「5474」のダブリ数字「4」の位置は百と一だが、次にこのボックス番号が出るときは、「4」の位置が異なる位置に出る。ちなみに、その前にこのボックス番号が出たときは「5744」だった。
(2)直前に出た数字の並びと同じ「型」はカット
たとえば番号の「型」には、「1234」のようなアップ型と「4321」のようなダウン型、さらには「1423」や「4123」などの山型や谷型があるが、同じ型が連続して出ることはあまりないので、それらは避けよう。
ストレートについては今後も研究が必要とされているので、さらにいいデータを紹介していきたい。
【表④】ナンバーズ4 ストレートの数字の位置
※●が2個のところはダブル、3個のところはトリプルが出たことを示す。
※「2」以外の数字は全て「2」の出現数に合わせるために20回分ぐらいをカットしている。
