【ロト7 】高額当選したら気になる!税金との関係
こんにちは。ロト7ブルー・内海かりんです。
皆さんは、ロト7が当たったらどうしますか?買い物?海外旅行?高級外車?住宅購入?それとも将来のために貯金?考えるだけでどんどん夢が膨らんできますね♪
一方で税金をどうすればいいのかご存知でしょうか?実は私、過去にロト7で高額当選していまして、そのときはなにせ初めての高額当選だったので嬉しさの反面「どうしよう!!」ってすごく慌てたんです。
「高額当選」は、ある日突然やってきます。(断言できる!)だから、そのときに誤った対応をしないように知っておくのがおすすめです。
そこで今回は「高額当選したときの当選金と税金」についてご紹介したいと思います。皆さんも高額当選に当たったときのことをイメトレしながらお読みくださいね。
宝くじの当選金に税金はかかる?かからない?
まず結論から言いますが、ロト7をはじめとする数字選択式宝くじ(ロト6、ミニロト、ビンゴ5、ナンバーズ3、ナンバーズ4)の当選金には「税金はかかりません」。
なぜかというと、ちゃんと理由があります。
宝くじは非課税である
日本では、宝くじ購入時にきちんと税金を支払っているので(=購入代金に含まれている)、たとえ当選しても重ねて税金を払う必要がないからなのです。難しく言うと、宝くじに関する法律「当せん金付証票法13条」によって当選金付証票表の当選金品については所得税を課されないと定められているためだそうで、つまり「非課税」ということですね。
競馬や競艇などの公営ギャンブルは税金アリ
ちなみに余談にはなりますが、競馬、競艇、競輪などの公営ギャンブルは「馬券」「舟券」などに課税されていないので非課税ではありません。もし収益が出たら、その金額が一定額を超えた場合一時所得になるので確定申告が必要となり、結果的に税金を払うことになっています。
宝くじは当たれば丸々入るのでオトク
もし日本で年収1億円の人がいたとしたら約半分は税金で取られてしまうので、手元に残るには5,000万円になってしまいますが、宝くじの場合は非課税だから丸々1億円そのまま自分の口座に入ります。これがロト7だとすごいですよ……キャリーオーバーで最大8億円に当選だと、「800,000,000円」が通帳に入るわけで、ゼロが一体何個つくの!?って感じですよね。なんてすばらしいの!!宝くじバンザイ!!
高額当選したら気をつけたいこと①当選証明書を受け取ろう!
8億円のことを考えたら、思わずテンションが上がってしまいましたが、ここで<高額当選したときの注意点>についても押さえておきたいと思います。
さきほどロト7をはじめとする宝くじの当選金は「非課税」とお伝えしましたが、実は税金がかからないお金であることを証明するために「必要なモノ」があるのです。それが「当選証明書」です。
「当選証明書」を受け取る
100万円を超える当選金が発生したときのみ発行してもらえる証明書。自動的にもらえるものではないので自分から動く必要があります!
当選証明書の依頼方法
- 「証明依頼書」という銀行の定型様式に、自分の住所、氏名、当選したくじ券の番号、当選金額などを記入する。
- 記入した書類をみずほ銀行に持っていくと、記入した事項に間違いが無いかを確認してくれる。
- 間違いがなければ、「受託金融機関名」欄に本店(または支店)印を押してくれる。その際当たりくじ券との引き換えとなる。
当選証明書の保管をお忘れなく
「当選証明書」を受け取ったら大事に保管しておきましょう。当選証明書は当たりくじ券との引き換えとなるため、紛失しないように気をつけましょう。
ある日突然税務署から聞かれたら?
当選金で不動産購入する、高級外車を買うなど高額なお金を動かすことで、ある日突然税務署から「このお金の出処は何ですか?」と聞かれる可能性もあります。そんなとき、「●月●日に当選したロト7の当選金ですよ!」と証明できるように備えておきましょう。
高額当選したら気をつけたいこと②誰かにあげると税金がかかる!
もう一つ知っておきたいのが、「当選金を誰かに贈るとき」のことです。
「8億円当たっちゃったから、半分は親にあげて親孝行したい!」というのは当選金あるある話ですが、ここで注意しないといけないのが「当選金を第三者に贈ると贈与税が発生してしまう」ということです。
同じ当選金なのに……
当選金は受け取る本人には非課税(所得と見なされないので住民税も無し)であっても、親・子ども・親戚など第三者に贈ると、相手の関係性と贈った金額に応じて贈与税がかかってきます。
贈与税は贈った陣額によって変わる
贈与税には「一般税率」と「特例税率」の2種類があります。
基礎控除後の 課税価格 | 200万円 以下 | 300万円 以下 | 400万円 以下 | 600万円 以下 | 1,000万円 以下 | 1,500万円 以下 | 3,000万円 以下 | 3,000万円 超 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
税 率 | 10% | 15% | 20% | 30% | 40% | 45% | 50% | 55% |
控除額 | ‐ | 10万円 | 25万円 | 65万円 | 125万円 | 175万円 | 250万円 | 400万円 |
基礎控除後の 課税価格 | 200万円 以下 | 400万円 以下 | 600万円 以下 | 1,000万円 以下 | 1,500万円 以下 | 3,000万円 以下 | 4,500万円 以下 | 4,500万円 超 |
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税 率 | 10% | 15% | 20% | 30% | 40% | 45% | 50% | 55% |
控除額 | ‐ | 10万円 | 30万円 | 90万円 | 190万円 | 265万円 | 415万円 | 640万円 |
(参照元:国税庁ホームページ)
贈与税の計算方法
当選金が1億円だった場合
1億円- 基礎控除110万円)× 税率55% - 400万円 = 5,040万円
誰かに当選金をあげるときはきちんと伝えよう
せっかく当たった当選金。「親孝行であげたいな……」「今までずっとお世話になったから」「子どものために残してあげたい」と思ったら、相手に贈与税がかかることもお知らせしてあげましょう。
当選金の使い方を知るハンドブックがもらえる
1,000万円以上の当選金が発生すると、銀行の窓口で「【その日】から読む本 突然の幸福に戸惑わないために」という小冊子がもらえます(非売品)。高額当選をした場合の具体的なアドバイス(当選金の使い道、当選証明書の発行手順、生活を急激に変えないようにといった助言、贈与税、相続税に関すること、資産運用など)が掲載されているので、もらっておいた方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?ロト7をはじめとする宝くじは当選しても税金がかからない(正確には購入時に支払い済み)ことがおわかりいただけたでしょうか?当選後に起こり得ることがわかっていれば、1億、7億も全く臆することはありません。私もいつ高額当選しても良いように心積もりをしておきたいと思います♪(by かりん)