こんにちは。ロト6レッド・マリです。
アメリカにもいろいろな宝くじがあることは皆さんもご存知だと思いますが、先日こんなニュースが流れてきました。

こんなニュースを見ると、思わず誰もが「2978億円ってなになに～！？」「その当選金どうなるの？」って思いますよね。
そこで今回は、アメリカの超ビッグすぎる宝くじ「パワーボール」について解説します。
あわせて日本とアメリカのロトの違いなどもご紹介していきますので、最後までお読みくださいね。

パワーボール（数字選択式宝くじ）で世界最高額が出た！

すでにいくつかのメディアでニュースにもなっていますが、改めてご紹介しますね。

2022年11月8日、アメリカ・カリフォルニア州のとあるガソリンスタンドで販売されている「パワーボール」（※アメリカで販売されている数字選択式宝くじの一種）が大当たりを出しました。

20億4000万ドル（日本円で2978億円）が出たのは、「パワーボール史上初」「アメリカの宝くじ史上初」だったそうで、今現地では大盛り上がりを見せているそうです。

しかもアメリカでは、当選者だけでなく販売したお店にも「賞金」が出るというユニークなシステムがあり、ガソリンスタンドを営むオーナーのジョー・チャハイドさんもカリフォルニア州の宝くじ当局から100万ドルが贈られました。

チャハイドさんは1980年にシリアからやってきた移民で、家族で経営していたガソリンスタンドでまさかの大当たりが出ただけでなく、それによって自分もボーナスをもらえることがわかり、とても驚いたそうです。

そりゃ、そうですよね！！
まさにアメリカン・ドリーム！

米国の数字選択式宝くじ「パワーボール」とは！？

それでは「パワーボール」についてご紹介しますね。

「パワーボール（Powerball）」は、1988年に販売開始された数字選択式宝くじ。現在、アメリカ国内の45州、アメリカ領ヴァージン諸島、プエルトリコ、コロンビア特別区で販売されています。
（※アラバマ州、アラスカ州、ハワイ州、ネバダ州、ユタ州では販売されていません。）

とにかく当たれば「超高額」になることで知られていますが、残念なことに日本国内で購入することができないため、私たちは指をくわえながらパワーボールのニュースを見ることしかできないのです（汗）

パワーボールのルール

購入金は1枚2ドルで、毎週水曜日と土曜日に抽選が行われています。
パワーボールのルールはとてもシンプルです。

1. まずは、1から69の中から5個の数字を選びます。
2. 次に、1から26の中からもう1個の数字（※これをパワーボールと呼ぶ）を1から26の中から選びます。

たったこれだけ！

あとは何個の数字が的中したかによって当選額が変わることになっているので、この点はロト6と同じです。
（※当選が出なかったら、当選金がキャリーオーバーとなる点もロト6と同じです。）

パワーボールの当選金額と確率は？

全ての数字が的中する確率は「約3億分の1」で、ざっとアメリカ全国民よりも上！
かなり当てることが難しいようですが、それでもパワーボール外れの5個の数字そろえだけでも100万ドル（日本円で約1億4000万円）となります。
夢の大きさはさ・す・が・のアメリカンスケール！
そのほかの等級は以下です。

パワーボールは当たると超高額になることでも有名です。

それでは一体どれくらいの額なのか、見てみましょう。

★ケタ違い！米パワーボールの当選金額トップ5★

• 1位：2016年／15億8600万ドル
• 2位：2018年／15億3700万ドル
• 3位：2017年／7億5870万ドル
• 4位：2012年／6億5600万ドル
• 5位：2013年／6億4800万ドル

ひえー！
本当にアメリカの宝くじってケタ違いの額！
もう笑うしかないですね（笑）
やっぱりアメリカのロト、すごいです。

日本のロトやナンバーズの高額当選、史上最高額は？

アメリカのケタ違いのスケール感がわかったところで、それじゃ日本の宝くじは？」って気になった方もいるはず。
そこで、ロト6をはじめとする数字選択式宝くじの過去の高額当選額についても調べてみました。

ロト6・1等当選金ランキングベスト10

順位	当選金額
1位	6億円
2位	5億8918万700円
3位	5億8258万5000円
4位	5億73175万500円
5位	5億7152万1400円
6位	5億6384万5400円
7位	5億4930万5500円
8位	5億3658万5000円
9位	5億3047万5300円
10位	5億2669万3900円

ロト7・1等当選金ランキングベスト5

順位	金額
1位	10億円
2位	9億7327万3800円
3位	9億3358万3800円
4位	9億2477万2200円
5位	9億2334万7500円

ミニロト・1等当選金ランキングベスト10

順位	当選金額
1位	4000万円
2位	3886万6300円
3位	3835万8600円
4位	3807万8800円
5位	3807万4300円
6位	3794万2900円
7位	3729万3700円
8位	3718万1100円
9位	3645万1700円
10位	3580万6600円

ビンゴ5・1等当選金ランキングベスト10

順位	当選金額
1位	2643万6700円
2位	2610万5600円
3位	241万23400円
4位	2338万1300円
5位	2326万2600円
6位	2287万3500円
7位	2259万3500円
8位	2227万4400円
9位	2226万4700円
10位	2197万3700円

ナンバーズ3・ストレート当選金ランキングベスト10

順位	当選金額
1位	33万3500円
2位	25万100円
3位	21万5000円
4位	20万6500円
5位	20万1900円
6位	20万1000円
7位	19万9500円
8位	19万6400円
9位	19万1100円
10位	19万100円

ナンバーズ4・ストレート当選金ランキングベスト10

順位	当選金額
1位	271万7700円
2位	229万3800円
3位	228万2600円
4位	207万5300円
5位	203万7000円
6位	202万7100円
7位	200万7000円
8位	199万6400円
9位	194万8700円
10位	189万5200円

アメリカの2978億円にはさすがに届きませんが、こうしてみると日本のロト6やロト7もすごい金額ですよね。

私はロト6推しなので、やっぱり6億や5億円超えの数字を見ると、「ああ、やっぱりロト6は夢があるなぁ～。やってきて良かったぁ～♪」と素直に思ってしまいます（笑）

皆さんもアメリカのパワーボールのすごい当選金額に目がクラクラしたかもしれませんが、日本の数字選択式宝くじも負けてない！ってこと、おわかりいただけたでしょうか？

ロト6の「大当たり」はどれくらいの確率で出ているのか？

ロト6でも5億、6億が出ていることを実感してもらうために、当選の確率についてもちょっとご紹介していきますね。

ロト6の当選確率は？

ロト6の1等の確率は「約600万分の1」ということで、数字選択式宝くじの中ではもっとも当たりにくい確率とされているのは事実。

少し雑な表現になってしまいますが、東京の人口が1200万人なので、都民の2人が1等5億、6億を当てているという見方もできますね。

ただ、実際の当選結果を見ると複数本出ている抽選回もあるので、あくまでも統計上の話になります。
一方、ロト6の5等は数字選択式宝くじの中ではもっとも当たりやすいとされています。確率も「約39分の1」となっているので、1等は外れても5等で救われている人が多いのです。

ロト6の当選確率

総組み合わせ数：6,096,454通り
1等	1/6,096,454(0.00000016%)
2等	6/6,096,454(0.000098%)
3等	216/6,096,454(0.0035%)
4等	9,990/6,096,454(0.016%)
5等	155,400/6,096,454(2.55%)
2個一致	990,675/6,096,454(16.25%)
1個一致	2,615,382/6,096,454(42.90%)
全てはずれ	2,324,784/6,096,454(38.13%)

海外ロト（数字選択式宝くじ）と国内ロト（数字選択式宝くじ）の5つの違い

ところで、海外のロトと日本のロトの違いってどんなものがあるかご存知ない人も多いと思います。
せっかくなので、こちらもご紹介していきますね。
今回ご紹介したのがパワーボールなので、アメリカと比較してみたいと思います。

日本とアメリカのロトの違い① スポーツくじのある・なし

日本には、ロト6、ロト7、ミニロト、ビンゴ5、ナンバーズ3、ナンバーズ4の6種類の数字選択式宝くじがあります。

対して、アメリカでは国内全体（※販売しない州は除く）で販売しているロトと、州別で販売しているロトがあります。

また、日本ではおなじみのスポーツくじですが、アメリカでは多くの州で違法※ のようで、ここが日本とアメリカとの違いの一つとなっています。
（※ 現在はオレゴン州をはじめ、いくつかの州で合法となっています。）

日本とアメリカのロトの違い② アメリカでは当たるまで増え続ける

日本のロト6やロト7では、キャリーオーバーで最大6～10億円まで当選金が膨らむことがありますが、あくまでも上限があるのでさすがに100億円まで膨らむことはありません。

しかし、アメリカのロトには上限が設定されていません。
そのため、1等当選が出ない回が続くとどんどん当選金も膨らみ続け、気づくと1000億円になっているのもざらではないのです。
文字通り、「アメリカン・ドリーム」ですね。

日本とアメリカのロトの違い③ アメリカでは当選金に税金がかかる

日本では、宝くじの当選金に税金がかからないことは有名で、これは宝くじ購入代金の中にあらかじめ税金が含まれているからです。

1億円あたっても所得税を取られることがなく、丸々もらえるのは大きいですよね。

一方、アメリカでは一定の金額以上は所得税がかかることになっています。
これはアメリカ国民だけでなく、アメリカに在住する外国人にも適用されるので、仮に私がアメリカでロトを買って当選したとしたら、たっぷりと税金を取られてしまうのです！
また、州によっては所得税のほかに州税まで取られてしまうようです。

当選金額	徴収される所得税(米国民)	徴収される所得税(外国人)
600ドルまで	約24%	30%
5000ドル以上	約25%	30%
40万ドル以上	約39％	30%

日本とアメリカのロトの違い④ アメリカでは高額当選者の氏名が公表される

日本でロト6の6億円が当たったとしても、宝くじを運営するサイドが当選者の氏名を公表することはありません。

でもアメリカの多くの州では異なり、高額当選すると氏名や顔などの個人情報を公表する義務があるそうです。（※ 一部の州では、匿名のまま当選金の受け取りが可能。）

個人情報がこんな形でバレてしまうのは日本人の感覚だと怖いですが、アメリカでは当たり前のようです。

日本とアメリカのロトの違い⑤ 日米ではロトを買える場所も異なる

日本では、街で見かける宝くじ売り場やコンビニで買えるほか、近年ではインターネットでも気軽に購入できるようになりました。

一方、アメリカではコンビニや酒店のほか、スーパーマーケットや薬局、ガソリンスタンドなど、生活必需品の購入のついでに買えるようになっています。

今回ニュースとなったパワーボール史上最高額2978億円を出したのもガソリンスタンドというので、車社会でもあるアメリカらしいお話ですよね。

ちなみに、アメリカのスーパーマーケットでは日本のような宝くじ売り場ではなく、その代わりに自販機が設置されていて買うことができるそうです。

日本でもロトで億万長者になれる！？

日本では毎年多くの億万長者が誕生しています。
とはいっても、「どこにいるの？」ということになりますよね？
当選した人が声高に「俺、当たったよー」などと言おうものなら、親戚が増えてしまいかねません（苦笑）
では実際のところ、どうなのでしょう？

【2021年度】ロト6・ロト7の1等当選者数

2021年の実績をご紹介すると、ロト6の1等当選は4本、合計9億円超の当選金を受け取った人が誕生したことがわかっています。
同じくロト7でも1等当選4本、合計31億円超の当選が発生しています。

1億円以上の高額当選者も入れるとさらに増加

ちなみに、1等でなく2等でも1億円を超える当選金額になることもよくあります。

同じく2021年実績ベースで見ると、ロト6の1億円以上の当選金が発生した件数は85口、ロト7では40口で、1等以外の当選者でも億万長者が誕生しているようです。

なかなか当たらないと思われがちなロト6ですが、2021年だけでも億万長者はこんなにいるのです！

諦めたらその時点でおしまいですが、夢を忘れずに追い続けていると、いつか夢のような高額当選があなたのものになるかもしれないのもまた事実なのです。

まとめ

いかがでしたか？
今回はアメリカの有名な高額当選を可能にするパワーボールについてと、日本とアメリカのロトの違いなどをご紹介してきました。

アメリカほどのスケールではないですが、ロト6の2億円（キャリーオーバーで最大6億円）だって十分大きな夢ですよね。

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